- ■Infomation
-
テレマーケティングとは?
1993年から1997年まで集英社の雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載されていた。全188話。連載前にも「Vジャンプ(現在のVジャンプとは別物)」での連載や読切作品として何度か掲載されている。単行本は全16巻、リミックス版も3冊発売されている。
運の良さだけを武器とするラッキーマンと、その仲間のヒーロー達が活躍するギャグストーリー。連載開始から約半年間は1話完結形式が多く、各回バラエティに富んだ悪者宇宙人が登場していた。その後は長編ストーリーとなり、「よっちゃん編」「さっちゃん編」「大宇宙編」が展開される。
本作は設定や絵柄から、当時のジャンプの他の漫画作品と比べると低年齢層向け漫画というイメージを受けるが、テレマーケティング
のストーリーが「どのようにラッキーが起きて物事を解決するか」ということから逆算してネーム構成しており、かなり計算されている。また随所に大人向けのパロディや毒も含まれているなど、必ずしもそのイメージ通りの漫画とはいえない。 後半の話ではギャグ漫画とは思えないほど感動的な話も多い。
ラッキーマンなどのヒーローは口で喋る以外にも背中に思っていることが文字で現れたり、また、デザイン会社
からは『キン肉マン』のようにサブキャラクター(主に敵キャラ)を読者から募集するなど、作者独特の路線で連載が進められていった。連載中盤以降になるとストーリーが『ドラゴンボール』『キャプテン翼』『聖闘士星矢』などに影響をうけたような宇宙での「SFバトル」「関門バトル」が中心となり、さらに終盤になるほどラッキーマンはほとんど戦わずサブキャラの活躍により前半で盛んに入れた「ラッキーネタ」や「ギャグバトル」の背景が薄れていった。
漫画本編の他にも、ジャンプ掲載時には漫画の左右の余白に「はみだしラッキーマン」「はみだしついてないくん」(読者によるラッキーな話、不運な話の紹介)が掲載されたり(他の漫画では、左右の余白は次号予告や単行本紹介スペースとして使用されている)、漫画がはじまる直前または直後のページに読者コーナー「とっても!ラッキーネットワーク」が掲載されていた。なお、本作のアニメ化のプロジェクトもその「ラッキーネットワーク」内で進行していた。また、一時期、当時の堀江信彦編集長による「堀さん日記」が「ラッキーネットワーク」中に掲載されるなど、当時の週刊少年ジャンプの中では異彩を誇った漫画である。
また、連載開始からたった29話目でアニメ化を発表するなど、会議室
化に関しても連載作品の中ではスピーディだった。ジャンプ連載のアニメ化したほとんどの作品は連載開始から100〜150話(単行本にして8〜10巻)ほど経ってから重大発表としてアニメ化を発表する事が多いためである(例外としては他にHUNTER×HUNTER、D.Gray-man、To LOVEる -とらぶる-、など)。ガモウがテレビ東京に直談判する様子は「ラッキーネットワーク」内の企画として行われていたが、それまでのこのコーナーは冗談企画が多かったため、実際にアニメ化が発表された際にかなり驚いた読者も多い。
あらすじ
埼玉県越谷市蒲生に住む日本一ついてない中学生の追手内洋一はある日、宇宙人のUFOの下敷きになり死んでしまう。しかしヒーローのラッキーマンと合体し、生き返った洋一はラッキーマンに変身して、日本や地球、更には宇宙の平和を悪の侵略者からラッキーだけで守っていく。
舞台
地球
第3小宇宙にあり、多くの宇宙人が侵略に訪れる。ヒーローもよく来る。
宇宙(第3小宇宙)
ヒーロー協会が存在し、それに認定されたヒーローが宇宙の貸会議室
を守っている。実際は大宇宙に存在する16の小宇宙の1つである。
裏宇宙
宇宙とブラックホールでつながった先にある別の宇宙。本来であれば一度入ると戻ってこられないが、救世主マンやサミットの持つ救世手で作られたブラックホールを通ることで戻ることが可能。美的感覚が宇宙と正反対である。
小宇宙
大宇宙に存在する16の宇宙で、各小宇宙にその管理を任せられた小宇宙神がいる。
大宇宙
小宇宙の外に広がる宇宙。大宇宙神がビッグコスモスゴッドリングであらゆるものを創造した。大宇宙の外側に何があるかは不明である。
裏大宇宙
大宇宙と開かずの扉でつながっている宇宙。大宇宙とは敵対関係にあるらしく、先物取引
への侵攻も狙っている。
アニメ
1994年4月6日〜1995年3月23日にテレビ東京系列にて放映された。全50話。放送時間は1994年4月から9月28日までは水曜18:00〜18:30。1994年10月13日から最終回までは木曜19:00〜19:30に放送された。水曜時代は主に1話完結式の内容だったが、木曜移動後は主に指レンジャー編となっている。しかし、やはりアニメ化が早過ぎた為、放映側が原作に追いついてしまって終了する形となった。最終回は原作を元にしつつも、ヒーローたちが力をあわせて世直しマンを撤退させて終了というオリジナルの展開であった。
またオープニングナレーションは矢島正明だったが、その文面は恐らく『宇宙大作戦』のパロディ。
その後、原作中にてフジテレビで続編のアニメ化(おそらく連載第78話以降の話)を狙っているかのような表現があったが、結局制作される事はなかった。
特徴・原作との相違点など
一部のキャラクターは言葉を発する際の口パクのアニメーションがない(ラッキーマン、努力マン、スーパースターマン、元祖ラッキーマンなどが該当)。
起こったラッキーの説明に関しては、ラッキーが起こった後に一連の流れが説明されるという手順がほぼ徹底されている(原作では同時進行の解説の方が多い)。またそれらの解説役が幸運の星となっている。
宇宙人達が地球を征服しようとする動機は、原作では大爆発で住処を失ったからだが、アニメでは不況による様々な原因となっている(惑星が倒産した・夜逃げした・自爆したなど)。
洋一がラッキーマンになるエピソードでは、元祖ラッキーマンがコンビニのバイトがあるからという理由で変身用らっきょを渡して帰ってしまい、洋一と合体はしない。
元祖ラッキーマンが拾った天才マンのヒーロー認定書を第1話の時点で渡してないにも関わらず、第46話での回想では変身用らっきょと一緒に渡した事になっている。
原作における季節に関連するエピソードは基本的にその季節に応じて放送されたなど、原作とアニメではストーリーの構成がやや異なっている。そのため原作の段階では登場してなかった努力マン、スーパースターマンが登場することもあった。
原作では、洋一がラッキーマンに変身するときに変身の必要がないときに変身できないと言う設定があったがアニメでは時々変身する事があった。
ヒーロー協会誕生のエピソードでは、ヒーロー神や三本柱マンなどは関与せず、会長は投票によって決められた。
流血するシーンを極力避けている。
本作の主人公。「犬の腕輪」の装者。父親の日記を読んだのがきっかけで、世界を見る為に旅に出た。団長から、ゴーグル、ジャケット、世界地図を授かり、肌身離さず持っている。カラクサから、父親であるニック・Qが実は生きていたと聞き、ニック・Qに再会すべく、装神具を全て回収する事を決意する。男鶏団に習い、自分も「仁義」を重んじる事を心掛けている。「ザ☆お笑いチャンピオンバトル」では、ダムとコンビを組み、コンビ名「毛人間帝国」として出場した。(このコンビ名は、カカシが提案した「カカシ&毛人間」と、ダムの提案した「ダム帝国」をくっつけたもので、主催者側に勝手に決められてしまった。)カカシというのは、団長が付けた名前なので本名ではないと思われる。役割は、「オズの魔法使い」の案山子。
技
犬パンチ
トトを左腕から出した状態で、パンチを繰り出す技。ドロシーとノイルには「凄いけど技名がダサイ」とツッコまれている。
犬キャノン
トトが『喰』で「大砲」を再構築して、トトの口部分から大砲を発射する技。
犬の盾
トトが『喰』で「盾」を再構築して、トトの口部分を盾として変化させる技。
犬ロケットアッパー
トトが『喰』で「鉄腕」を再構築して、鉄腕のブースト機能を最大限に発揮し、そのままアッパーを繰り出す技。
犬ホーン
トトが『喰』で「スピーカー」を再構築し、爆音を放つ技。直接的な攻撃力はないが、音であるため防御は不可能。
犬の壁
トトが『喰』で「車のドア」を再構築して、トトの口部分を壁として変化させる技。基本的に用途としては、「犬の盾」と大差はない。
トト
カカシが飛行船の中で出会った仔犬。カカシの左腕に融着後は、「犬の腕輪」に宿る事になった。元は大ナッソー帝国軍の実験体だった。右耳の部分だけ、他の部分の色と違う。名前はドロシーが付けた。役割は、「オズの魔法使い」のドロシーが連れていた犬。
ドロシー
本作のヒロイン。「聖(セント)カンサス学園」(全寮制)中等部トルネード旋術部部長で、トルネード旋術の使い手。小学生の頃から両親と離れて寮で生活していた。両親に会うべく、「翠の都」を目指す。旋術三段所持者。トトの事をとても可愛がっていて、トトを元の姿に戻す為に北のウィッチに加入する。「ザ☆お笑いチャンピオンバトル」では、チャド(ニック・Q)とコンビを組み、コンビ名「チャド&ドロシー」として出場した。駄洒落が寒い。口癖は「バカじゃないの」。役割は、「オズの魔法使い」のドロシー。
技
一舞蔓炎(いちぶまんえん)
トルネード旋術の奥技の一つ。凄まじい旋風を巻き起こす技。
舞腰(ぶよう)
腰の高速回転の極み。
大旋転(だいせんてん)
遠心力を利用して、相手を上空へ投げ飛ばす技。
芯巻旋(しんかんせん)
ジェットホーキを噴射させ、その勢いのまま敵に突進し、数回の旋回と共にジェットホーキを振り下ろし攻撃する技。
ノイル(リオン)
元大ナッソー帝国軍人。デゴ・シティに住んでいた。芸人志望だが、極度のアガリ性(ステージに5人以上客が居たら上がってしまう程)。芸人・タカシに弟子入りする為に「翠の都」を目指す。リオンというのは芸名で(正式な芸名は「百芸の王リオン」)、ノイル(NOIL)の綴りを逆から読んでリオン(LION)。リオンという芸名を考えてからは、ノイルと呼ぶ者はいなくなった。自力で機関車を造ったりした事から、手先は器用なのが窺える。ミリカに好意を抱いている。カカシ達と旅に出てからは、常に大ナッソー帝国軍の軍服を着用していたが、ギャロット町のカジノで負け、服を取られてからは、ワンダー一家から貰ったであろう着ぐるみを着用している。作中では殆ど活躍出来ず、自分の十八番である「ザ☆お笑いチャンピオンバトル」の際には豪く張り切っていたが、そこでも大した活躍は出来ず仕舞いだった。役割は、「オズの魔法使い」の臆病なライオン。
アリス
ワンダー一家の二代目組長の少女。「兎の耳飾り」の装者。ギャロット町でギャングをやっていた。関西弁でお笑い好き。クロックの妹。クロックが時計塔の下敷きになる直前に、『跳』でアリスに「兎の耳飾り」を渡し、新たに「兎の耳飾り」の装者となった。自分が装者になった事と、助けて貰った恩義を報いる為に、カカシ達に付いてくる事を決意した。「ザ☆お笑いチャンピオンバトル」では、ペイズリーとコンビを組み、コンビ名「M・M・R」(マジックマシンガンレボリューション)として出場した。
ダムダ・ダム
大ナッソー帝国軍の少佐。左腕が機械の義手。左腕の鉄腕のアタッチメントを取り換える事で、様々な攻撃や移動に応用できる。父親が大ナッソー帝国軍を裏切ったせいで、裏切り者の子と罵られ続けて育った。カカシには、よく「モミアゲオヤジ」と呼ばれている。「ザ☆お笑いチャンピオンバトル」では、カカシとコンビを組み、コンビ名「毛人間帝国」として出場した。(このコンビ名は、カカシが提案した「カカシ&毛人間」と、ダムの提案した「ダム帝国」をくっつけたもので、主催者側に勝手に決められてしまった。)「ザ☆お笑いチャンピオンバトル」を終えたあと、任務に失敗したことから、「もう軍には戻れぬ」と言い、勝手にカカシ達に付いてくることとなった。一人称は「我輩」。役割は、「オズの魔法使い」のブリキの樵。
技
烈拳(ヒートナックル)
鉄腕からブースターのようなものを一気に噴射させ、その勢いのまま火炎を伴ったパンチを繰り出す技。
大ナッソー帝国軍
ヴィオ
中尉。老人に変装し、カカシ達を騙し、「犬の腕輪」を回収しようとした。だが、回収に失敗し、本部命令を受けたショパンによって殺された。持論は、「世界は汚く醜いものばかり」。
ショパン
伍長。「蛇の指輪」の装者。特殺部隊長。ヘッドホン、眼鏡がトレードマーク。800人の兵士の中から、地獄の様な訓練と実験の中ただ一人生き残り、「蛇の指輪」の装者となった。最終的には、「蛇の指輪」の大蛇に見限られ、自分自身が大蛇に咬まれ、石化してしまった。名前の由来は、音楽家のショパンから。
テレマーケティングのあれこれ